オフショア開発は、今や多くの企業が採用している開発手法となりました。その魅力とは一体何なのか、そして注意すべきポイントは何か。実際にブリッジSEとしてプロジェクトを手がけてきた私が、その真実をお話しします。
メリット
開発の予算が抑えられる
国内での開発と比べ、オフショア開発では人件費が格段に安価になることが多いです。これにより、プロジェクト全体の予算を大幅に削減を期待できます。特にスタートアップや中小企業にとっては、コストパフォーマンスの面で非常に魅力的です。
弊社の経験あるブリッジSEの方がまとめたオフショアのイメージ価格はこちらです。
機能追加に対して迅速に対応
オフショアの開発チームはスケーラビリティが高く、要件が明確であれば迅速な対応が可能になります。特に、一般的な業務アプリケーションの開発やシンプルなウェブサイトの制作など、汎用的な実装要件においてはそのスピードを最大限に発揮します。
PoCとの相性が良い
新しいプロダクト開発を行いたい場合、一定の検証とフィードバックが必要です。オフショア開発を利用すれば、短期間で多様なPoCを実施でき、市場反応を素早く確認することが可能です。
人員の確保とメンテナンスが容易
人材確保の手間やマネージメントなどのヒューマンリソースの負担をオフショア開発を担う受託企業に委ねることができます。これにより、経営者やマネージャーはビジネスの本質的な部分に専念できます。
デメリット
コミュニケーションコスト
文化や言語のバリアから、しばしば意図しないミスコミュニケーションが生じる可能性があります。発注者側は、十分な仕様書の作成や定期的なミーティングを通じて、そのギャップを埋める努力が必要です。
進捗管理の難しさ
時差や文化的な背景から、納期や品質に対する認識の違いが生まれることがあります。これを解決するためには日々の進捗確認が重要であり、進捗管理を担うマネージャーの方は開発サイクルの全体像を把握した上でブリッジSEと適切な意思疎通が必要になります。
複雑なドメインのプロダクトには難易度が高い
専門的な知識や業界の経験が求められるプロジェクトでは、オフショア開発は難易度が高まります。特に、ドメインエキスパートとの連携が必要な場面では、直接のコミュニケーションが難しくなることから情報の伝達に悩むことが多いです。
PRDを適切に作ることでブリッジSEの方がその背景を汲み取り機能に落とし込むことができるようになるので、PRD作りへの工数は適切にかけると良いでしょう。
まとめ
オフショア開発には魅力的な側面と、注意が必要な側面が存在します。プロジェクトごとに最適な選択を行うためには、上述のポイントを踏まえた上で、綿密な計画とコミュニケーションが求められます。



