CRAIDでブリッジエンジニアをしているKakeyaです。
生産性向上ツールとして人気みたいなので、2週間ほど前からRaycastを使い始めました。もともとクリップボード履歴ツールとしてClipy、ウィンドウ操作ツールとしてSpectacleを使用していましたが、なにやらRaycastでそれらの機能を使用することができるみたいなので思い切って乗り換えてみました。この記事ではRaycastを二週間ほど使用した感想について記したいと思います。
Raycastとは
RaycastとはMacOS用の多機能なランチャーアプリです。ランチャーとは、アプリケーションやファイル、ウェブページなどを簡単に起動・開くためのツールのことです。MacOSに標準で存在するSpotlightのような機能です。ただRaycastはその機能に加え拡張機能が豊富で、しかもそれらを基本的に無料で使用することができます。有料版ですと、AIを使用できたり、クラウドで同期ができるみたいです。PCを変更する時のために同期できた方が便利だなと感じますが、基本的に無料版で十分ですね。

A collection of powerful productivity tools all within an extendable launcher. Fast, ergonomic and reliable.
https://www.raycast.com
現時点で感じている魅力
現時点で感じている魅力としては以下の2つです。
- 拡張機能
- ショートカット
拡張機能
まず一つ目は拡張機能です。先ほどもあげた通り、Raycastの特徴の一つとして拡張機能が豊富です。まだ4つしか使用していませんが、それぞれ紹介します。
Clipboard History
コピー履歴を参照することができます。これはClipyでも使用していた機能になります。Raycastが人気の理由の一つにUIが洗練されていることがあがったりするのですが、やはりかっこいいですね。
以下のようにコピーしたテキストの全体や細かい情報まで見ることができます。

また、画像をコピーするとプレビューも見ることができます。

Snippets
次にSnippetsです。その名の通りスニペットを作成することができます。これももともとClipyで使用していた機能の一つになります。
以下のようによく使用する文言などを設定することで、簡単に呼び出すことができます。また、キーワードを設定することで、設定したキーワードを入力すると自動的に設定したスニペットに変換してくれます。よく使うコマンドをエイリアスで設定するイメージです。
ターミナル上部のバーからは検索することができるので、プレフィックスなどを決めておくことで効率的にアクセスすることができます。


Window Management
Window ManagementはSpectacleの代用です。ウィンドウのサイジングや移動に使用しています。
私が使用しているのは、フルサイズ、上下左右の半分サイズ、モニター間の移動くらいですが、まだまだ色々できるみたいです。
Calendar
Calendarは、googleカレンダーに登録しているスケジュールを確認することができます。(Mac標準のカレンダーとGoogleカレンダーを同期させる必要があります。)
私がこの拡張機能を使用している理由は、ミーティングルームをエンターキー1つで開くことができるからです。
以下の画像のように、Google Meetのアイコンが表示されている予定の場合、エンターキーを押すとミーティングルーム入室前の設定画面をブラウザで表示してくれます。これがとても便利でこの機能のためだけのためにCalendarを使用しています。

ショートカット
Raycastの魅力二つ目、ショートカットです。上記紹介した拡張機能やアプリケーション等にショートカットキーを設定することで簡単に素早く表示することができます。
例えば以下が私が設定しているショートカットキーです。
アプリケーション

拡張機能

Clipboard History、Snippets、Window Managementに関しては、それぞれClipyとSpectacleで使用していたショートカットをそのまま設定しているため違和感なく使用することができました。その他のキーに関しては、まだ若干思考する時間があるので早く慣れるためにどんどん使っていきたいです。
現時点で感じている使いにくさ
前提として全体的に使いやすく、大変満足しています。
ただ、スニペット機能に関してはClipyと機能差が少しあったため、未だに使いにくさを感じます。
それ以外のClipboard HistoryとWindow Managementは、Clipy、Spectacleと同等の体験を得られています。
スニペット機能に関して、Clipyの場合だとディレクトリを作成することができ、スニペットに素早くアクセスすることができました。

一方、Raycastは一階層しかないのでスクロールするしかありません。
スニペットの数が多い場合は検索が必須なので、命名規則を決めておき効率的に検索できるようにしておく必要があります。

ただ、Raycastは拡張機能を作成することができるので、どうしても使いにくい場合は自分で開発できるのも魅力の一つですね。
まとめ
以前使用していたアプリケーションからの移行の一部分のみ若干の使いにくさは感じるものの、全体的に使いやすく満足しています。多種多様な拡張機能とそれらを効率的に呼び出すことができるショートカットキー、一朝一夕では馴染めませんが、使いこなせれば作業効率は確実に上がると思います。私の推し機能はCalendarのミーティングルームに簡単にアクセスできる機能です。みなさんもぜひ試してみてください。



